トロール船(深海魚)について

トロール船(深海魚)について

トロール船(底網引き船)の漁の時期は9月~翌5月中旬までとなっております。

今年度は5月17日までとなります。

深海魚や底網引き船で獲れる珍しいお魚などはこの時期のみになります。

 

トロール漁(底引き網漁)とは

トロール漁とは、片側1400m~1600m、両側あわせて3000m以上の長さのロープの先に袋状の網をつけ、深い海の底を引くようにして魚やカニ、エビなどを漁獲する漁法です。戸田のトロール漁では、おおよそ14tの船を使用していますが、ロープの長さや重りの重量などは、それぞれの漁師さんごとの狙いや工夫によって異なります。一回の漁にかかる時間は1時間以上。5分以上かけて海底まで網を沈めたら、約40分ほど船でロープと網を引き、獲物を漁獲します。その後ウィンチを使ってロープを巻き上げますが、1600mのロープを巻き取るのに20分ほどかかるなど、手間と時間がかかる漁です。また、資源保護の関係により、網入れは1日5回とされており、5月中旬から9月初旬は禁漁時期となっています。漁場は、シーズン当初は陸から1時間程度の近場が主体となり、シーズンが進むごとに遠方の漁場へと舞台を移していきます。水深150m前後では主にメヒカリなどの魚、水深200m~250m近辺ではエビなど、水深300mほどではカサゴが漁獲できますが、想像以上に凹凸のある海底の一定の深さをトロールするためには、戸田の海底の状態を熟知していることが必要不可欠となります。万一、網が海底に引っかかると船が動かなることもあり、こうなるとロープを切るより他なく、入った獲物ごと網を捨てることになってしまいます。トロール漁は、漁師さんの長年の経験に加えて、つねに細心の注意が必要となる繊細な漁なのです。